頭を飛び越える犬
毎日が暑くて、半分意識を飛ばして暮らしています。
そんなとき、裏切られると分かっていても、バジルに癒しを求めます。
まずは対峙します。
「はあ、なんすか?ボク、パワーがみなぎっちゃって、ママのペースにはあわせらんないの」
とほほ。そんな顔する!?
「やってらんないす。タオルひっぱるとか、ボール投げるとかしろや」
でもさー。
だからって目の前でハイジャンプで私の頭を越える必要ある?
いくら身体能力があってもそりゃ無理です。
「ごめーんね❤ちょっと足、ひっかけちゃったね」
死んだ。
目の下にひっかききず。
まぶたの上が腫れて、夏の、例の、四谷怪談のあのお方のようなワタクシ。
明日の仕事まで治りますように。
でも治らなくても
「またバジル?!」
って理解(?)を得られるんだろーなー。
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