馬耳東風のキャトルドッグ

バジルというオーストリアンキャトルドッグの男の子が、幾多の困難を乗り越えて名犬になるまでの記録です。ちなみに、困難は彼自ら作り出し、名犬は迷犬になる可能性大です。

頭を飛び越える犬

毎日が暑くて、半分意識を飛ばして暮らしています。

そんなとき、裏切られると分かっていても、バジルに癒しを求めます。

まずは対峙します。


「はあ、なんすか?ボク、パワーがみなぎっちゃって、ママのペースにはあわせらんないの」


とほほ。そんな顔する!?


「やってらんないす。タオルひっぱるとか、ボール投げるとかしろや」


でもさー。

だからって目の前でハイジャンプで私の頭を越える必要ある?

いくら身体能力があってもそりゃ無理です。


「ごめーんね❤ちょっと足、ひっかけちゃったね」


死んだ。

目の下にひっかききず。

まぶたの上が腫れて、夏の、例の、四谷怪談のあのお方のようなワタクシ。


明日の仕事まで治りますように。

でも治らなくても

「またバジル?!」

って理解(?)を得られるんだろーなー。