馬耳東風のキャトルドッグ

バジルというオーストリアンキャトルドッグの男の子が、幾多の困難を乗り越えて名犬になるまでの記録です。ちなみに、困難は彼自ら作り出し、名犬は迷犬になる可能性大です。

備忘録

昔、mixiに幼稚園から小学校入学くらいまでの娘日記を書いていました。

いま読みたいなあ、と思ってももう、たどり着けない。

限られた人にだけ公開してたので、当時のことをセキララに書いていました。



「前のめりな育児だったね」


そう。

やり直したいこともあるけど、それは私の都合であって、娘はがんばって成長したんだから

「ちょっ!!やめろよ」

とキムタクばりに怒るでしょう。


だから今はバジルに全振りするかあ。



「ごかんべん」



だいぶ前になるけど、3週間の入院を経て、自宅に戻った晩のこと。

術創が痛くて、ベッドに寝られず、傾斜のあるソファで寝ていました。

立っているバジルとちょうど目が合う高さ。


バジルは夜、15回くらい、私を見に来て、触るか触らないかくらいに鼻を当てて、私が目を開けるとニコッとしてまた、いなくなる、というのをやっていました。



こんな顔して見てたなあ…。


バジル    タタタタタタタ(足音)

私            (あ、きたきた)

バジル   お鼻ツンツン

私            「バジ、ママいるよ。帰ってきたよ                   (涙声)」

バジル    ニコニコしてすぐUターン


これを15回。

生存確認だったのでしょう。

本当に幸せな夜でした。


バカなことばかり書き連ねてても仕方ない。

こういうことも記録せねば!

老後のため。


ただし、次の夜はいちども来なかった。通常運転に戻るの早い。