馬耳東風のキャトルドッグ

バジルというオーストリアンキャトルドッグの男の子が、幾多の困難を乗り越えて名犬になるまでの記録です。ちなみに、困難は彼自ら作り出し、名犬は迷犬になる可能性大です。

ふたりは仲良し

我が家は3人➕1頭の構成です。

夫はごくごく穏やかな人で、ひとりっ子の娘もその血を引いてケンカした経験はほとんどないのではないか、と思います。


一方私は二人姉妹の長女ではありますが、女子力のたかーい母と妹に囲まれて、長男のように育てられました。


我が家に波が立つとき、私は必ずそれに関係しています。


「てかさー、はっきり言っちゃいなよ、ママ。家庭内で唯一の武闘派で、向かうところ敵なし、ってさー」


…ま、そういうことなんです。


そしてバジルが私の親衛隊であるとも信じていたわけです。

ワタシノコトガスキダカラ~

いつも私の横にぴったりついているので。


先日も2か月ぶりくらいに猛っておりました。

高3の娘が午前中いっぱい寝てたからです。

いや、ないだろ。

いつも午前中の勉強時間4時間をムダにしてるの、わかっとんかい!?


娘を罵倒し、度突き回して図書館に追いたてて、

「さ!バジはおでかけしょっか?」

とリードを持つと、


「イヤです。ボクのお姉ちゃんをいじめる人とは仲良くできません!」


と完全拒否。


そうね、アナタたちめっちゃ仲良かったね。



こんな風や



こんな風になでなでしたり、されたりしている仲。


ひとりっ子の娘に味方がいることを嬉しく思う出来事でした。