馬耳東風のキャトルドッグ

バジルというオーストリアンキャトルドッグの男の子が、幾多の困難を乗り越えて名犬になるまでの記録です。ちなみに、困難は彼自ら作り出し、名犬は迷犬になる可能性大です。

バジル、天井知らずの策略家

新型コロナで鬱屈した気持ちに加え、闘病中でアガらない日々を送っています。

私のなかでふたつは突然に、同時にはじまった凶事です。

今、始まっておよそ2か月が経ちました。


「ボクも環境が激変したんだ」


うん。

ほぼウイークデーはお留守番だったもんね。


それがまずはママがいるようになって、大学入学して忙しいはずのお姉ちゃんがいて、ポツポツとテレワークの始まったパパがいる。


「きゃは🎵嬉しいよ😃だから最近はコレクションしなくてもいーの❤️」


自分の寝床に家族の衣類を持ち込み、くるまって眠るバジルでしたが、最近は洗濯機にも、取り込んだ洗濯物の山にも近づかなくなりました(まったく、ではない。当社比です💦)。


「みんながいるのがいい✨サイコーだ」


ただ、私は投薬の影響でアレルギーが強く出ます。

嗅覚も敏感になり、トイレに置いた無臭のはずのクレベリンの匂いで吐きそうになってしまう。

バジルのシャンプーの匂いも厳しくて。


バジルには悪いのですが、寝室にかぎをかけ、お出入り禁止にしました。


「こんなにもくつろいでるのに?!」


ごめんよ。

ただここでまた、キミの素晴らしい能力を見させてもらった!



ドアが開けられるバジルもかぎは開けられない。

でも寝室に入った直後、「カチャリ」とドアの向こうで微かな音が。。。

ドアを開けてみるとバジルはおらず、これがひっそりと置いてあった。。。


「犯行声明。カギ開けね~と4個目のメガネ、壊すぜ!」


ヒイイーッ

私がリビングのテーブルの上においたメガネー!!


天岩戸のようなドアの前で天照大神(私のこと)を誘い出すために、これをセレクトするとは。


でも入れないけどね。


「ああーん。寝室ロックダウン」


新型コロナ、早く終息しますように。