馬耳東風のキャトルドッグ

バジルというオーストリアンキャトルドッグの男の子が、幾多の困難を乗り越えて名犬になるまでの記録です。ちなみに、困難は彼自ら作り出し、名犬は迷犬になる可能性大です。

パパの革靴はサイコーの○○

先日、娘がお腹を壊し、1週間ほど寝込みました。

なかなかお腹を壊すことのない子なのでかなり心配しました。

多分、おともだちと行った高級焼き鳥やさんで生焼けの鶏を食べたせいだと思う。



「ボクにナイショでおいしいもの食べたの?」


ママも聞いたとき羨ましかったけど。

あんなにお腹痛くなるならやっぱりいいです、と思ったよね。


そしてお腹痛い深夜。

彼女は苦しくて、トイレから出てすぐの廊下にうつ伏せになった。



「おねいちゃんはこんなカオしてたよ」


うそ。

うつ伏せに寝てたらしいじゃん。



「てへ。ばれた?」


娘はうつ伏せに寝てて、そしたらフローリングをテテテテっと軽快に響かせてバジルが寄ってきたんですって。

「バジ、苦しいよ。。。たすけて」

と言い終わらないうちにまた、テテテテともどっていったそうな。


(行っちゃった。冷たいな)

と思って再びうつ伏せで襲いくる痛みの波にたえていたらまた、テテテテと足音がして、ドゴンと頭の横に何か置かれたらしい。


見ると







パパの靴!!!

彼が滅多に手を出さない高級感あふれる、最上の枕!

いつもはママのバレエシューズとか、娘のスニーカーで堪え忍んでて、いよいよの時だけそっと寄り添う革靴の枕を。。。


枕にするといいよ、と持ってきたのでした。


涙なしには語れない。


看病してくれたんだ、優しい❤️と娘は喜んでいました。


たぶんカンピロバクターだった彼女。

すごい痩せたのに、すごい盛り返してる。

病後ってどうして順調に戻るんだろうねー、と思いました。