馬耳東風のキャトルドッグ

バジルというオーストリアンキャトルドッグの男の子が、幾多の困難を乗り越えて名犬になるまでの記録です。ちなみに、困難は彼自ら作り出し、名犬は迷犬になる可能性大です。

楽あれば苦あり

先週は10年ぶりくらいにディズニーシーへ行きました。

娘が誘ってくれた。

「たのしみー❤️」と言っていたら夫が

「送っていってあげる。そして待っててあげる」

と言いました。



「パパには哀れを感じた」


そっか。

行きたいんだね。


パパもいいか、と娘に言ったら

「うん」

とのこと。

その上

「入場券はネットで買ったから。お金はいらないよー」

すごい接待だ⤴️



「なんか裏があるんじゃね?」


裏があるとすれば、私はこういうとき絶対、子どもにおごってもらったりしない、ということを娘がわかっている、ということではないでしょうか?



「どーでもいい。どうせボクは行けないんだもん」


そうなんだよ。

キミが行けないとかわいそうだからずっと行けなかったんだよね、ディズニー。


だから、小さいときから先代犬シドニーといた娘は、犬が行けないところには行けないんだ、と諦めているところがあった。

公園には行くけど、お砂場や滑り台のある公園には行けない。

犬がたくさんいる場所には行くけど、小さな子が集まる広場には行けない。



「おねいちゃん、かわいとう…。こういう公園には来られなかったんだ」


ねえ。

だからパパにはキミといてもらおうと思ったんだけど、パパがおねいちゃんラブなこと、忘れてたよ。


んで。

ディズニーシー楽しかった。

ソワリン、すごかったし、空いてて2回のりました。

9時の閉園ギリギリまで遊んで、ダッシュで帰宅、バジは約12時間のお留守番でした。


ドアを開けたらヒンヒンないてた。



「なんでパパを置いていかなかったのよ。すごいイヤだったよ」


という文句オンパレード。


今回の首謀者である娘にカラミまくる。



「おねいちゃん、ボクはもう怒ってないよ。その証拠に大事なホネ、見せてあげる」


やめて、バジ。

いたいいたい。


娘が悲鳴を上げてもおかまいなし。



「貸してあーげーるー!!!」


例のごとくしつこい。

娘は泣いてました。


かわいそうだけど、関わりたくない。

本当にしつこいヤツだよ。